開発方針
本技術は従来のゼラチンカプセルを否定するものではなく、顧客の幅広い要求に応えられるように開発されました。この技術は世界的に展開し、今後とも第三者にライセンスアウトする事はありません。応用分野はまず健康食品分野を優先し(2003年)次いで、医薬品分野(OTC)で2006年に上市しました。
組成
Vegicaps®Softの皮膜には以下の成分が含まれております。
- カラギーナン
- でんぷん
- リン酸水素二ナトリュウム
- グリセリン
- 精製水
Vegicaps®Softとゼラチンとの比較
外観
透明な外観は変わりませんが、湿度60%以上の保存でやや濁ったスリガラス様外観を示します。
軟らかさ
ゼラチンカプセルに比べ軟らかいです。可塑剤の量により調整は可能です。
くっつき
ゼラチンに比べブロッキング(くっつき)の程度が軽く簡単に剥がれます。更に40℃、50℃でもくっつきません。
強度
ゼラチンカプセルに近い強度を持ちます。
臭い
不快な臭いが有りません。(動物臭の問題が解決)
吸湿性
Vegicaps®Softはゼラチンと同様の吸湿性があり、その特性はゼラチンに類似しております。最終乾燥製品の含水率はどちらも7-8%程度です。Vegicaps®SoftとゼラチンをポリエチレンのDuma容器に入れ25℃、60%室温で保管比較した場合、両者の吸湿性(22-25%、80時間保管)は似ております。
酸素透過性
図の様に、酸素がVegicaps®Softを透過する割合、程度はゼラチンを基材とした皮膜と同様であります。この結果に基づきますと、Vegicaps®Softに充填された有効成分の酸素の影響を受ける安定性に関するプロファイルはゼラチンのものと類似していると推測されます。
酸素透過性

安定性
多くの健康食品において大規模な安定性試験が行われております。この試験には植物油や魚油からあらゆる水溶性及び脂溶性のビタミン、ミネラル、ハーブ・エキスまで及んでいます。図はマルチビタミン成分の安定性を見たもので、ビタミンB1、と葉酸以外は充分な安定性が確保されていると考えます。(25℃、湿度60%)
特許
日本においては、2007年4月20日に特許登録となりました。登録番号:3,947,003
















